Service
外壁躯体補修工事

外壁躯体補修工事は、実は建物外壁改修の中で最も重要な工事です。適正な調査と補修を行わなければ外壁改修工事の意味を成さない程です。

外壁躯体補修工事とは?

まず構造躯体(くたい)とは建物の外壁を構成する構造体です。基礎・壁・柱・梁などの部位を総称して言う用語です。今回の外壁躯体とは、力を支える構造体に使う材料により、木造・ブロック造・鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨造(S造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)等の外壁部の事です。建物が雨風・湿気・温度変化・日照、または地震や建物使用頻度により建物が傷む状況を極力新築の状況に直す事を補修と言います。

躯体補修箇所に関しては 建物調査・診断 をご覧ください

躯体補修の各工法

外壁改修工事をする際に、躯体補修工事は最も重要と言っても過言ではございません。
建物の重大な劣化を治さずに、塗装などで綺麗に隠してしまうと折角の外壁改修工事の意味を成しません。躯体の厚さは各種類にもよりますが約100mm~200mmの厚みがあります。その挙動や緩衝を厚さ2mm程度の外壁塗装で補うことは出来ません。

挙動性のクラック補修には一般的にUカット工法で補修します。クラック箇所に新たに誘発目地を作成する工法で、挙動を抑制します。
挙動性がなく、躯体に対して貫通しているクラックにはエポキシ樹脂低圧注入工法にて補修します。特殊器具を使いエポキシ樹脂をゆっくりと、奥まで注入する工法です。
鉄筋爆裂部の補修目的としましては、爆裂カ所にしっかりと付着し、鉄筋の錆を抑えるのが目的となります。エポキシ樹脂モルタルやカチオン系の材料を使用します。
コンクリートとモルタルが経年劣化により剥離した箇所を再度接着する工法としてアンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法で施工いたします。
打診調査し、浮きが発見された箇所にドリルにて穴をあけエポキシ樹脂を注入します。その後コンクリートとモルタルの剥離再発を防ぐためにアンカーピンを固定します。またタイルの浮きにも同様に行います。

外壁躯体補修で建物の傷みを治し、外壁塗装で保護し建物の安全性・耐久性を維持することができます。

POINT
  • 建物の劣化状況を
    早期に確認しましょう!

    早期確認により低コストの予算で補修出来ます。

  • 建物の劣化診断は
    有資格のプロに診断をお勧めします!

    診断の知識が必要な国家試験などがあります。

  • 各補修内容が適材適所であるか
    見解書を提出してもらいましょう!