最新情報
MINEOKA LIVE

バリアフリー対策

近年高齢化進み当社にもバリアフリー化の相談が多くなりました。

エレベーターがない建物やちょっとした階段や段差など。

今回施工した某建物は1986年に建てられた物件です。

バリアフリーには現在各自治体(都道府県等)で補助金などありますので

その話はまた後日ということで。

国土交通省(建物におけるバリアフリーについて)

http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/barrier-free.html

img_1440
またバリアフリーにかかわる法律は多数あり、そのリンクするのは消防法がかかわってきます。

例えば、バリアフリーにはスロープやいす式階段昇降機などありますが

それらを設置や施工する際にもともと設計に生かされていなかったからです。

今回の施工に関しても市役所や設計事務所との打ち合わせも難航しました。

現バリアフリーに関する法律は2006年に施行された事からあまり変更がないことで

いわゆる法律の縦構図が邪魔しているのが問題でした。

例えば階段にいす式階段昇降機を設置する際に現行消防法の幅に見合わない建物が多く

そこにいす式階段昇降機を設置すると、もっと幅が狭くなり設置する法律には見合うが

消防法には見合わない事が多くあります。

img_5258
また、いす式階段昇降機を設置する事によりバリアフリー一歩手前の

手摺を撤去しなければならない事が現実があります

これらの内容を住民の方や自治体、市役所、国土交通省などと打ち合わせして施工になりました。

写真にあるように4段という段数ですが足の不自由な方には4段の困難があります。

大変苦労しましたが現実とても必要な事が今後起こりうる事なのです。